こんにちわ。
地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。
「今宵の虎徹は血に飢えておる」とは幕末の新撰組の局長近藤勇の有名なセリフとされている。
史実では疑問視されているが、名刀「長曽祢虎徹」を近藤勇が所有しているとされており、これから戦闘が始まる前の決め台詞だと思うのだ。
なんとなくそんなことを思い出したのは、昨日も結局夜になると喉が酒が欲しい酒が欲しいと哭いていて、ジンビームハイボールをなんだかんだ言って1.5L飲んだからなんだけれども。
あれほど朝は酒が飲みたくなかったのに、結局は日没を過ぎると心身共に酒を求めていた。
そんなわけで、暴れん坊将軍の再放送がやっている早朝に膀胱がけたたましく目覚まし時計となり、そのまま眠れず出社という典型的な「やらかしたさん」になってしまっていた。
そして朝から事務処理だの営業案件の後追いだのをしているんだけれども、今日はどこで何を食べてやろうかなどと仕事中もずっと考えていた。
やはり引き続き洋食だなと思い、会社の近くの洋食を調べていくつか行ったことのない洋食店をピックアップしたものの、絶対が存在しているのに未知への挑戦でいいのか?と心の声が決意を揺らがせる。
うん、そうだよな、絶対に満足できると分かっている安全をわざわざ捨てる必要なんかあるだろうか?
そしてその安全の担保はいつまで存在しているかはわからない。
だとしたら、可能なときにやっておけと懲りずに赤坂見附のオイスターバーオストレアのランチでカキフライ食べ放題に行ってきた。
うん、やはり美味い
夕飯を抜くことは決まったが、欲望のままにカキフライを詰め込んできた。
ゲームの何とか無双みたいにカキフライ達をばったばったとなぎ倒し、勝鬨を上げてきた。
これ本当にいつまで続けられるサービスか分からないよなと思えるほどクオリティが高く美味いカキフライだ。
それでいて昼時なのにほとんど並ばないのが理解できない。
ただ、他の同店舗のランチではカキフライ食べ放題はやっていないらしいので、生で出せなくなった牡蠣を全店舗分集めてここのカキフライ用にしていたりして、捨ててゴミ袋代までかかるくらいならと食べ放題にして店の宣伝としながら、僅かでも不採算分を回収しているのかもなとか思ったりした。
ともかく尋常じゃない出血サービスであることは間違いないと思えるクオリティなのだ。
今日も早くも最善を尽くした一日にできているようで満足してる。
そのこみ上げる満足感でふと思ったのだけれども、やはり高杉晋作の時世の句である「面白きこともなき世を面白く」とは我々の日々の向き合い方に一石を投じているように感じる。
よく小説や漫画などでもあるけれども、モノクロの日常という言葉通りで、物事を面白がろうとしたりしない限り、何もしなければ色彩を欠いた白黒映画の日常が当たり前なのかもしれない。
だからこそ、無理やりにでもカラーに変換してやると絵筆を持って自らの意思でモノクロをカラーに塗りたくるのだ。
それが美味しい物探しでもいいし、面白がれる事探しでもなんでもいい。
すべてをカラーにできなくても一部の切り取ったわずか一コマでもかまわない。
どうすれば少しでも面白いか。
面白がるのが真の人に必要な能力なんじゃないかと思うのだ。
今日も美味い昼食が摂れた
それだけで十分色彩に満ちた一日と言えるんじゃないだろうか。
でもって、今日のネタ
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