こんにちわ。
地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。
モーゼの十戒を破ったユダヤ人のようだった。
モーゼがシナイ山にて神から十戒(10の戒め)を授かり、下山した際、エジプトから海を割って逃げてきたユダヤ人達は十戎の1つである「偶像崇拝をしない」を破り、金の子牛を作って偶像崇拝していた。
そのことで神の怒りに触れたユダヤ人たちは神によって与えられた約束の地カナン(聖書で乳と蜜の流れる場所)に向かうのに40年の放浪生活、つまりは難民生活を送ることになった。
それを思わされるほど、本日の俺も難民だった。
極度のランチ難民
それこそコロナの初期の緊急事態宣言のように営業中の店がまったくないような状況
そう、JR横浜線の小机駅には何もない。
新横浜駅の隣の駅という好立地にも関わらず、小机駅を降りると絶望的なほどに飲食店がない。
今日は仕事で小机駅に来ていたんだが、駅前の「すき屋」以外ないことは以前から薄々気づいていたが、流石に検索に引っかからないだけでなにかしらあるんじゃないかと思っていた。
そうしたら、そんな甘い考えは見事に砕石されてしまった。
本当になんもない。
遠くの方からBGMが流れてくる。
♪テレビも無え、ラジオも無え♪
♪俺らこんな村いやだ、俺らこんな村いやだ♪
吉幾三氏の「俺ら東京さ行ぐだ」だ。
本当にここが新幹線が止まる駅の隣の駅か?
次の駅は「ららぽーと横浜」がある鴨居駅だぞ?
そう思うほど、シャッター外の商店街が我が目を疑わせる。
ここら辺の住人は外食をするという文化がないのだろうか?
そんな馬鹿な、ありえない。
放浪を続ける俺はさながら約束の地カナン(飲食店)を目指しているかのようだった。
そしてようやく見つけてもラーメン屋
その先を目を細めてみても住宅以外何もない。
仕方がなく、来た道を戻り、反対方面へずっと歩く
途中で飲食店らしき廃墟っぽい店を見かける。
メニュー自体は昔ながらの食品サンプルが置いてある。
営業しているかどうかも怪しいが、やたら暗いし、人の気配はまるでないし、これで営業中と言われても、どんなものが出されるか分からず怖くて入れない。
そんな幽霊レストランを見かけるのが精いっぱいだった
閉鎖的な村社会で、まるでよそ者は出ていけ!!と言わんばかりだった。
町全体が部外者を拒否しているかのようだ。
村の掟で、よそ者に食わせる飯はないと。
そんな強い拒絶を肌に感じながら、それでも俺にはランチが必要なんだ。
強い意志で歩を進める
違う駅に向かえばいいだけなんだが、何かに負けてしまうかのような気がして、是が非でも小机でランチにありついてやると俺は駅から遠ざかるのを理解しつつも歩いた。
すると、遠くの方でのぼりが見えた。
うん、あれは弁当屋かレストランかのどちらかだな。
そう思い、向かうと、それは小さなレストランがあった。
ここ以外、ランチにありつくのは難しいだろう。
そう思った俺は迷わず入店した。
そして、流石ランチ難民を作り出している町なのかほぼ満席
比較的家庭的な定食で夜は和食居酒屋といった様相だった。
選択肢は他になく、店の画像を撮るのも忘れていた。
メニューを見ると、から揚げか天ぷらか刺身か生姜焼きらしい。
俺は生姜焼きをチョイスした。
そして刺身が300円でついてくると記載されていたので、追加しライスはなしに。
味噌汁がなかなか美味く、あまり期待していなかった刺身も水っぽくなくて美味い。
スーパーの刺身とかだと水っぽいイメージが拭えないが、どこで買ってきてんだろうな。
生姜焼きの方はリーズナブルを意識した定番の生姜焼き。
ライス無しでちょっと値引いてくれて、刺身食べて1000円でお釣り来るなら良かったんじゃなかろうか。
小机でランチはかなりハードルが高い。
何しろ、店が見つからない。
でもって、昨日は休肝日予定だったのにとある酔っ払いに呼びだされ、吉野町のもつしげへ
炙りレバーを当然生で、ごま油につけて食べる。
塩の味の後に来る、生レバーの甘味が堪らない。
昼に平塚の洋食屋で圧倒的ボリュームで満腹だったのであまり食べれなかったが、レバ刺し美味いね。
でそのまま、その酔っ払いと共にハシゴしてしまい、べろんべろん通り越して、ぺろんぺろん。
いつになれば休肝日にできるだろうか。
まあ、濃い酒飲んでないし、夜しか飲んでないから大丈夫だとは思うんだけれども、ちょっとここんところやりすぎだよなあ。
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