こんにちわ。
地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。
防人(さきもり)とでも言うのだろうか
それとも守り人(もりびと)とでも言うべきだろうか
幻想的に言い換えれば、「封印を守りし者」という言い方が相応しいだろう
ゲームのモンスターの名前でもあったと思う。
確かRPGのファイナルファンタジーⅣだっただろうか。
そう、遺跡や古代の封印を守る者は日々封印に変化がないかを確認する。
それと同じかもしれない。
一瞬そう思った。
封印と言えば2011年7月のニュースを思い出す。
約5000年の歴史を持つインドのスリー・パドマナバスワーミ寺院で、約150年もの間、封印され続けてきた地下倉庫の扉が開けられ、そこから金銀の装飾品や1万tに及ぶ金貨の山など総額1兆6000億円にも及ぶ大量の財宝が発見された。
封印された扉を開くきっかけとなった人物が、地元の名士でありヒンドゥー教の指導者でもあるラジャン尊師だった。
「寺院の地下には大量の財宝が眠っている。閉ざされた扉を開けて財宝を政府に管理させるべきだ」
彼のこの言葉により、約150年間、決して開かれることのなかった地下倉庫の扉がついに開かれた。
地下倉庫の扉は全部で6つ。
5つまで開け終えた後、最後の扉を開けようとしたが、この扉だけは世界が滅ぶため開けてはならないと強い封印がされていた。
それを強行して開けようとしたラジャン尊師は最後の扉を開ける直前に突然死亡。
心臓発作と発表されているが、そのあまりのタイミングに寺院サイドの陰謀ではないかとも囁かれているそうだ。
結局、ラジャン尊師の死により残る強く封印された倉庫の最後の扉は閉ざされたままとなり、10年経過した今もそのままだ。
まあ、このインドの封印の話は完全に余談なんだけれども、俺も「守り人」かもしれない。
そんなことを今日ふと思ったのだ。
というのも、本日夜から藤沢にて仕事のため、会社に出社していた。
会社に来たからにはいつまで提供されているか分からない、オイスターバーのカキフライ食べ放題に行かなきゃだろうと会社の同僚を誘って赤坂見附のオイスターバーオストレアのカキフライ食べ放題ランチに行ってきた。
その際に思ったのだ、今日もこのサービスが続いていますようにと。
♪だって祈ったもん♪と矢井田瞳の「My Sweet Darlin」の歌詞みたいになっていたが。
その際に古代の封印が解かれていないかを毎日見に行く「守り人」みたいだなと思ったのだ。
恐る恐る、封印が守られている変わらない日常の継続を確認しに行く。
あのハイレベルなカキフライの食べ放題のランチサービスが続いていることを確認しにいく。
一緒だなと。
いつかはその封印が破られてしまうことは分かっている。
不変のものなど存在せず、形あるものいつか壊れる。
それでも代々続いてきた守り人の仕事を自分の代で終わらせることになってしまうかもしれない、責任を果たす事ができなくなるのを恐れる村人のように、俺もこのサービスの継続を願いながら、その確認のランチに今日も行くのだ。
あの先の看板の文言が変わっている事が怖い。
サービス終了の告知が出てしまう事が怖い。
そんな予告を見たら、まるで封印が解けかかったことを確認してしまった「守り人」のような心持になるだろう。
ついにこの日が来たかと。
ただ、今日も封印は守られていた。
安堵の息をつくと、俺はまだ頼んだことのない数量限定のラザニアを注文
ここはなんでも美味いからなと、フォークとスプーンで掬うと、やはり美味かった。
ただ、特筆するほど突き抜けた感じではなかったので、チーズハンバーグかステーキのランチが正解だろうな。
そして熱々のカキフライに思いのたけをぶつけるかのようにソースを注ぐ
熱くてハフハフになるが、クリーミーなカキの中身がソースと絡んで目を見開くほどの美味
うんまた、リピートしなきゃだな。
もう、このカキフライ食べ放題の布教活動家になってしまってる
これを知らないのは勿体無いと会社で布教する広告塔だ、完全に
お店の思う壺かもしれないが、それすら満足できるほどのパーフェクトサービスだと思わされるのだ。
本日も大満足だった。
さて、この後の仕事早めに片さなきゃだな
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