2度目の富田書店ハンバーグ

営業マン飯2022年
ご挨拶

こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。

果たされた誓い

そんなフレーズが思い浮かんだ。

そもそも「誓い」とはニュアンスとして自分自身との約束という意味合いで認識していた。

何気に俺はまともに辞書を引いた事はない。

学生のころまでずっと、星新一、綾辻行人、藤原伊織、森博嗣、貴志祐介といった作家が書く小説の読書が好きだったので、大体の言葉は前後の文章や人物たちのシチュエーションによってこんな意味合いだろうという把握の仕方であり、辞書に記載されているような正確な意味合いはほとんど理解していない。

なので、ネタに書くのだから恥をさらすわけにはいくまいとネット辞書で「誓い」を調べてみた。

すると、「誓い」というのは、神仏に誓うこと。

将来、ある事を必ず成し遂げようと決心または約束すること。

宗教的には自分が、心に決めた事を、神に約束をする事だそうだ。

神仏に誓う事って、「誓う」を調べなければ意味がないではないかと思い、今度は「誓う」で検索した。

すると、神仏に対してあることを固く約束する。

他人に対して、あることの実行を固く約束する。また、自分の心中で固く決意する。誓約する。

なんとなく元々ニュアンスで認識していたのと同じだったのでいいのかな。

そんなわけで今日は自分との約束を果たしてきた。

7月に入って最初の月曜日、6月から前例のない暑さで営業マンとしては、本当の東京砂漠、コンクリート砂漠をオアシスを求める難民のように歩いていた。

35年くらい前は8月の猛暑といったって32度を超えるようなことは滅多になかった記憶があるのだが、現代じゃ6月に気温が40度を超えるのがさも当たり前。

冬よりも夏の方が回れる件数が減るのも無理はない。

マスクをしているし、発汗を抑えるのも難しく、そんな汗だくで客先に行きまくっても、結果的には逆効果になりそうな気しかしないしな。

そんな中、歯科医師が参加するセミナーで俺のチラシを配ってくれる会社にチラシの納品に行ってきた。

今度は70部ほど配ってくれるとのこと。

世の中は自分の代わりをしてくれる協力者をどれだけ作れるかだよなと本当に思う。

俺が営業に行く70件分の仕事を代行してくれるわけだ。

これがどれほどありがたい事か。

まともに0から70件も歯科医師とアポ取って説明しようと思ったら、手ぶらからスタートしたら半年はかかる仕事量だ。

なので簡単だけれども、結構重要な仕事。

世間話をして、協力関係の楔を打ち込みながら、場所は水道橋だったので、いつか再訪を自分に約束したあの店に行ってきた。

そう、冨田書店だ。

書店なのにハンバーグランチってどういうことだよと、まんまと相手の戦略に載せられて入店してしまったあのお店。

その時に、ハンバーグを注文したらまた来ようと誓いを交わすほど、オリジナルデミグラスソースが美味かった。

そして、今日というこの日が誓いを果たすチャンスだと1件目の仕事帰りに寄ってきた。

注文したのはもちろんオリジナルのデミグラスソースのハンバーグ

以前食べたときがたまたま美味しいと感じただけなのか、もしかしたら2回目で「あれっ」となるかもしれない。

そんな漠然とした不安を胸に、それが来るのを待っていた。

最初に出てきたのはサラダとミネストローネ

一口ミネストローネを口に含むと、「もう大丈夫」という味がした。

雪山で遭難したときに、山岳救助犬であるセントバーナードの首にかかっている樽から飲む「ラム酒」や「ブランデー」を口にした時のような安心感

最近は見かけないが、昔のアニメでは雪山の遭難者の体温を温めるため、セントバーナード犬の首にかかった樽の中の酒を飲むシーンとかの記憶が残っている。

そんな人心地ついたかのようなスープの味にハンバーグへの信頼感が増していく。

そして何枚か出来上がったハンバーグが並べられたので、俺の前に出てくると思ったら、違う女性客の前に出されていた。

ハンバーグ大人気だなとか思ってたら、女性客が注文していないという雰囲気

・・・

ってことは俺のハンバーグだよね・・・?

店員さんどうするかなと見ていると、カウンターから見えないテーブルの下にしてから、さも今できたと言わんばかりに俺の前に出された。

いやさ、いいんだけれども俺、気づいているからね?

間違えて出しちゃったけどいいですか的な一言あった方がサービス業としてはちゃんとしていていいんじゃないのと思いながらも、バイトを詰めても仕方がないと黙って箸を近づける。

でも、これって他人事じゃないよな、誤魔化そうとして誤魔化せた成功体験って、その場は良くても後々災いを招くだろうなと思うものな。

ただこのお店に関しては俺は責任を背負っているわけじゃないので、何も言う気もないが、自分のところだったら不誠実性は排除しないとリピーターの減少に繋がるものなと思うのだよな。

営業の仕事も一緒だけれども。

そんな余計な事を考えながら、箸をハンバーグに当てた。

そして、一口サイズにハンバーグを割る。

その瞬間、何かの構図に似ているなと思った。

なんだろう。

記憶の糸を手繰り寄せる。

脳裏に浮かぶのは、ちぎったパンとワイン

そうか、イエス・キリストの最後の晩餐だ。

絵画にもよく出ているモチーフの最後の晩餐

イエス・キリストは十字架にかけられる前の最後の晩餐の席で、不思議なことを言い出したという。

パンを取ってちぎり、弟子たちに回しながら「これはわたしの体(肉)である」と言い、ワインの杯を弟子たちに回して「これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である」と言う。

千切ったハンバーグは確かに肉だよなとか思いながらも、確かにこれがパンでも絵面としては同じだよな

そんな思考の寄り道を繰り返しながら、ハンバーグをパクリとやる

これも「泳げたいやきくん」の最後の晩餐の構図だなとかさらに余計な事を考えてしまう。

けれども前回同様、ちょっとしょっぱいオリジナルデミグラスソースが他では味わえない味で美味しい。

うん、やはりリピートを誓った事は過ちではなかった。

この味は他では味わった記憶がなく、純粋に美味いと思うし、また来ようと思える納得の味。

このソースが凄いんだよな。

普通のデミグラスソースは甘めだが、この甘じょっぱいというか、どちらかに偏っているわけではない絶妙な塩見の効いたテリヤキソースという言い方の方が伝わるだろうか。

また近くに寄った際にはリピートしよう。

そう思うに十分な味だった。

今日もいい食事を摂ったな。

この冨田書店は、会社近くのお気に入り店舗のオストレアに引き続き、水道橋駅近くのお気に入り店舗になった。

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