不知の病と黄金比そして鼻専用マスク

経営
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こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の中島です。

不知の病と言うと不治の病っぽい語呂だけれども、元々スロプロをしていた時に配信を始めたメールマガジンで最初に記事にしたネタだった。

今でも根本は間違っていないと思うのだけれども、俺が思うに自分に起きるほぼすべての問題の原因は不知にあると思っている。

不知と言うと知らないって事なんだけれども、抱えている物があるとすればそれは解決方法を知らないって事や、メンタル的な物であればそれをコントロールしたり逃がしたりする術を知らない。

そもそも問題が起きる行動が何かを知らないから、問題を自ら生み出してしまう。

行きすぎた自己責任論は確かに正しくはないかもしれないと思うけれども、それでも自分に起きる結果はそれを招き入れた原因が大体自分にある。

自分が間違っているかもしれないという視点を持てないと何度も同じ事の繰り返しになるし、求める結果に対して2回以上否定されたらこれはもうほぼ間違いなく自分の何かが間違っているわけで、その原因を知ろうとしない事が不知の病だと思うだよな。

もちろんスポーツのような身体的に依存する部分が大きい物はそうとは言い切れないかもしれないが、始めた時期、メンタル的な物や鍛え方、練習の仕方、向き合い方、正しい何かを知らない可能性もそれなりにあると思うのだ。

だからこそ俺自身にも言える事なんだけれども、自他ともに生きるという事を舐めてしまっていると感じる事がある

問題は不知がもたらせるんだから、日々情報をインプットし学ばないと駄目なんだよな。

確かにただただ酒を飲んでメンタルを健全に保つためのストレス発散も必要かもしれないが、それでも問題を回避したければ常に不知を潰し続けなければならない。

それこそ毎日何かしらの学びをしていないと、世界が自らの怠惰の罪の贖罪を求めるかのように問題が手数の多いボクサーとなり殴りかかってくる。

北斗百裂拳とかペガサス流星拳とかひゃくれつ肉球の手数ほど矢継ぎ早に問題のラッシュがやってくるんだよな。

だからこそ、学習という名のガードして、問題の放つパンチをすべて躱すか弾き返さないと、放置した問題という名のパンチが自らに近づくにつれ重く強くなってきて、まともに受けると一発KOされたりする。

人間なかなか楽に普通に生かせてもらえる事はなく、普通に生きるためには日々学ばないと当たり前の普通にすら世界は生きる事を許してくれない。

『行け!稲中卓球部』の作者の古谷実氏の漫画でヒメノアールかヒミズかは忘れてしまったが、「普通なめんな」というセリフがある。

当時学生だった何も分かっていなかった俺は普通であることは当然レベルに思っていた。

けど、今なら分かるが、普通であり続ける事というのは物凄く難易度の高いラッキーにまみれた人だけに許される事なんだよな。

だからその普通という細い吊り橋の上から落下しないために学びをし続けなければならないのだ。

立ち止まる事が許されないというか。

40年も生きていると、昨日まで普通だった人がある日を境に普通の生活を失ったりする姿を見たりするし、それは下手すれば明日の俺でもまったく驚けない。

自分は大丈夫と思えるうちはただ気づかないラッキーに守られているだけだ。

だから、基本的に皆ラッキーしか起きていないと俺は思うんだけれども、自分にとって正しい解釈の仕方も知らないとそれに気づかず、やはりまた失われた普通という問題を引き起こしたりする。

そう思うので不知の病を治すために、俺は知らないと思ったらすぐにネットで調べたり、一瞬でも気になった物はすぐネットで調べて知ろうとしようとしている。

それでも学生の期末テストのように定期的に些末な問題が大量にやってきて、キリストの最後の審判じゃないが俺を試してくる。

まあ、そんなわけで知らなきゃなと思っている事が今一つある

それが黄金比だ。

黄金比はパルテノン神殿やピラミッドといった歴史的建造物や美術品の中に見出すことができるとされている

黄金比を小数点で表すと横1:縦1.618でこの比率になっている物が最も美しいとされている。

でなんの黄金比を求めているかと言えば、売り上げと人件費や経費の黄金比だ。

ありがたい事にまん延防止が明けてからお店の方が結構リピートしてくれるお客さんが増えてきて忙しくなってきた。

もっと塗炭の苦しみを1年以上耐えなければならないと思っていたため、ちょっと拍子抜けというか、何かの罠なんじゃないかと疑うくらいあれほどずっと重く閉ざされていた扉が頻繁に開くようになったのだ。

どう考えても俺の実力というよりは一人のスタッフの属人性の賜物だなと思っているので、その属人性の能力が発揮できる環境を俺が整えなければならない。

一人でできる範囲には限界があるため、無理にならないように分散させるためサポートできるスタッフが必要だなと思うのだ。

ただ当然、安価にやっているので人を増やすと経費が上がり、赤字になるリスクも高まる。

幸い2022年度の4月は2年間やって初の黒字になりそうだが、それでも俺の時給換算したら300円とかになるんじゃないかと思うくらいだけれども。

でも、赤字じゃない状態を継続するには現状のままだと厳しいんだよな。

来てくれたお客さんの何人かに創業33年の中で、一番今がいいとは言ってもらったが、それを鵜呑みにして胡坐をかいては店の扉が即座にまた暗黒の封印された開かずの扉になってしまう。

なので、価格と売り上げと人件費との黄金比が必要だなと感じている。

手さぐりの試行錯誤になると思うんだけれども、値段も安すぎても駄目だし、高すぎても駄目、人のバランスもあるしと。

いくら安くてもお客さんが放置になってしまっては安い価格の価値すら提供できない。

そうなったら無言で離脱客が増えると思うのだ。

で先日のような満席状態だと店の属人性を発揮するスタッフが足りていないので、お客さんに我慢を強いている状態になっていると感じるのだよな。

その我慢の水量がコップをから溢れるとき、恐れるべき状態離脱が始まる。

今はまだどうにか大丈夫かもしれないが、ありがたい事に毎週混むようになってきたので、一部のお客さんが毎週我慢状態になっては俺だったら行かなくなるか、お仕置き期間を設けることになる。

ただ人も俺が優秀だと思う人を入れないと、経費が増えて離脱客を増やすことになってしまう。

本当にすべてにおいて言えるが人だよなと。

武田信玄の名言ではないが、人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりだよなと。

だから武田信玄は城を作らなかったと言われている。

そもそも他国から攻められるような状態にならなかったという事なんだよな。

優秀な人がそうさせなかったから。

まあそんなわけで、物価の高騰と人を増やすためにも2周年のタイミングで価格改定をしなければならないなと思っている。

俺の時給が300円状態だと店の修繕費の積み立てもできず、設備の老朽化に耐えられなくなり継続がかなり困難になってしまうしな。

ただ本当に、親父の代から長く店を継続してきた歴史なのかな。

覚悟していたよりはずっと早く黒字化できそうなんだよな。

まあ、俺にはラッキーしか起きないと決めているのでただのラッキーかもしれないけれども。

でもこれを勘違いしてピノキオとなり、鼻が支えてドアノブに手が届かない状態にならないように気をつけなければならない。

鼻専用の鼻マスクで鼻が伸びるのを止めないとな。

一瞬は上手くいく店はあるかもしれないが、普通の生活と同じでそれを維持し継続する事の方がもしかしたら難しいのかもしれない。

何しろ、俺はプロの酔っ払いではあるが、飲食店営業に関してはド素人。

それこそ飲食店の営業と経営に関しては不知状態。

試行錯誤しながら学んでいかないとならない。

でも多分、優先順位は人が能力を発揮できる場を整える事だな、今すべきことは。

そんなことを思わされる。

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