給食ビジネスだけではないよな、ビジネスモデルが崩壊しているのは

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こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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さて、最近ニュースを賑わせている給食ビジネスの会社の破綻

破綻した「ホーユー」の社長のコメントは下記の通りだった。

「価格だけ据え置いたまま、物価上昇が続いた。ビジネスモデルが崩壊している」

でも、これって飲食店全般に言えるよなと思うのだ。

結局、外食が贅沢となっている状態においては物価が高騰し、外食に行ける人が減少している。

そして、高齢化と少子化でどんどんシュリンクしていくのが飲食業界の現状だ。

そう考えると、利益を出すという状態は今後ますます難しくなってくる。

まずフードロスがある時点で普通の飲食店は余程突き抜けていない限り、利益なんか出せない。

酒だけなら腐らない分、まだどうにかなりそうなものだけれども本当に集客が難しいし、リピート化や固定化も難しい。

そして集客が仮にできても地方においては他の店で他の客に迷惑をかけるからいけなくなったお客さんが多い。

そういうお客さんにリピート化されても良くないし、飲食店は本当に難しさを感じる。

そもそも知名度がないし、知らないお店だらけだ。

世界は。

どうやって認知度を上げるか。

広告をするしかないんだが、無尽蔵に予算があるわけでもなく、しかもお金かけても回収できないリスクが発生する。

となると、地道に無料もしくは低コストでできる認知度アップを繰り返すしかない。

で考えたのが最近更新した地元の地元民がお勧めするお店をあげる事だ。

ニッチな地域であれば、食べログなどに負けても個人サイトでは上位に表示されやすくなる。

グルメ好きでお酒を飲む人に訴求できる可能性があるのだ。

なので、カレーだったり、エビピラフ、味噌ラーメンなど料理を絞ってニッチで訴求できる記事を更新していこうと思ったのだ。

やってみなければ分からないし、兎にも角にも認知度を上げない事には何も始まらない。

グルメに興味がある人が俺の店に来てくれる可能性もあるし。

美食倶楽部とか作っちゃわないとならないのかなとかも思ったりもする。

まあ、そんな中、ヤフーニュースで知らぬが仏の絶望的な記事を見かけた。

それが・・・

【家族の貧困】
「息子が“店を継ぎたい”と会社を退職してしまった…」家族経営の定食店の凋落と、日本人の給料減の現実

という記事

普通の特徴のない飲食店は原価を売価に転嫁すると途端に売れなくなる。

そして金持ち3代続かないの代名詞である相続に巻き込まれて、凋落

カリスマの商売人が他界すると、一気に落ちていき最盛期の売り上げの10分の1もいかずに赤字の連続

残された資産で回している状況と、凄惨な状態だ。

でも、これって他人ごとではなくてほぼすべての飲食店が似たような感じだと思うのだ。

店主のキャラクターとか人に依存している部分は大きいと思うのだ。

そしてその台詞が分かっているなと思わされたコメントが下記のコメントだ。

なんでも料理をした事がない息子はジビエを取ってきて店で出す予定らしい。

息子の商売の勝算は一切ない。そもそも、この街でジビエは売れない。

「ジビエなどを出したら、数少ないご近所の客もはなれてしまう」と嘆く。

安易な息子は、同級生などを客として呼び、開店御祝儀バブルが終われば、誰も来なくなるのは目に見えている。

そもそも、覚悟がない人が、店を運営したところでうまくいかないのは我が身の経験からよくわかっている。

「何とかしたいと朝ご飯用のおにぎりを作って、店頭販売をしてみましたが、見事に売れ残るんです。見かねた近所の人が買ってくれましたが惨めでした」

最近の物価高で祖父が残した遺産も目減りしている。そして、今や昼食に1000円を出すサラリーマンは少なくなってしまった。

店主は「もし、夫がいなければ、私は祖父の遺産を抱えて夜逃げします。私1人なら何とかなりますから」と肩を落とす。

定年退職を控えた会社員たちから、個人事業主であることをうらやましがられることも多いという。しかし、その内実は火の車だ。自分たちは逃げきれても、息子たち世代が貧困になるのは目に見えている。

店主はそれが切ないという。

その状態になるのを防ぐのは、「この店にしかない何か」を作ることだという。

それができたときに、店主一家の未来は変わっていくはずだ。

と記載されていたが、よく分かる。

世界は勘違いで満ち溢れている。

飲食店出して黙って客が来るような時代はとうに終わっている。

飲食店を素人がこれから始めるなどと思ったら、友人なら絶対に止めるなと俺も思うものな。

地獄だよと。

狙いは他の飲食店が高齢化で閉めたり、あまりに儲からないからの撤退をした後の統廃合くらいだものな。

あとは俺の武器である文章による情報発信で面白いと思う客層を捕まえるとか。

当たり前だけれども1度でも来た悪くないお客さんには絶対に連絡先を聞いておいた方がいいんだよな。

何かの理由で営業をかける事ができるので。

できればLINEが一番いいけれども。

でもって、先日スタッフのライヴに参加してきた。

音圧が凄く、非日常でハマる人がいるのは分かるんだが飲食店と同じことを思ったのだよな。

否定しているわけじゃないし、楽しむためなら道楽なので良いと思うのだ。

けれども、ここには金の匂いがしないと思ってしまった。

金を求めているわけじゃないからいいんだけれども、なんというのか新しいファンの流入口がなくて、演者同士の相互扶助というか「たのもし」みたいな仲間内の経済の回し合いのように見えた。

これって飲食店同士がお互いの店に行きあって経済を回しているのと一緒で、誰も儲かっていない状態だと思うのだ。

だからこそ、新しい客やファンの流入口が必要なのだけれども、それが難しい。

俺はスタッフの流入口は作れたけれども、新規客の流入口が思ったよりも作れていない。

その入り口をどうやって作るかだが、戦略の棚卸をして、やれることを全部やってやりたい。

まあ、そんなことを思わされた。

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