プロバビリティという名のドリームキャッチャーを張り巡らせよう

経営
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こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の中島です。

表題のプロバビリティと言えば、英語で、ある事が起こり得る確実性の度合。 多分そうだろうという 可能性の程度を指す。

よくミステリー小説の完全犯罪ではこれを狙うというのがある。

「プロバビリティの殺人」と呼ばれているミステリーのジャンルで、成功すれば完全犯罪とされている。

例えば、冬の凍結しそうな気温の時にターゲットが昇降する階段に水を撒いておき、凍結させ滑って転んで死亡するかもしれないとか、風呂場に洗剤を撒いておけばそれを踏んで滑って頭部を強打し死亡するかもしれないというやつだ。

「殺人なりや?」という小説では、ある伯爵が男爵を殺そうとする話で、伯爵は男爵に向かって夢の話をする。

その夢では男爵が登場し、男爵はローマ郊外の荒れ果てた墓地を歩いていたという。

男爵は真っ暗な墓地を一人でどんどん進んでいったというのが、伯爵の語る夢の内容。

夢の話を聞いた数日後、男爵がドライブをしていると、実際にローマ郊外に墓地を発見することになる。

夢の話との不思議な一致に興味を持った男爵は、懐中電灯を持ってその墓地を歩くことにした。

夢の通りにどんどん進んでいってみると、男爵は何かにつまずいて古井戸に落ちてしまった。

古井戸の手すりは壊れており、男爵はそこから出ることができずに死亡してしまう。

実は伯爵が語った夢の内容は嘘で、伯爵は古井戸の手すりが壊れていて危険だということを知っていた。

男爵が夢の話に興味を示して不運な事故に遭えば自分の手を汚さずに男爵を殺せるし、興味を示さなくても何も不利益は無いため、伯爵は架空の夢の話をしたという話だ。

実際には悪意があると立証されれば刑法で言う未必の故意で、逮捕されてしまう。

大学の時の刑法の講義で、赤ちゃんに食事を与えずに死亡してしまった場合がこの未必の故意とされるという話だったのを思い出した。

殺意はないと言っても、どう考えても誰もがそうすれば必然的にそうなるだろうと分かるだろうという事、しなければならないことをしない事で必然的な結果を引き起こすのを未必の故意と教授に説明された記憶がある。

まあ、そんなわけで薄い可能性をかき集めているといつかそのプロバビリティに引っかかり、目的を達成できるかもしれないというのがプロバビリティ殺人の概要だ。

でも、これミステリー等のジャンルに限らず、うまくいくための方法も同じだと思うのだよな。

もしかしたら、集客できるかもしれないというプロバビリティを大量にアクションして、うまく一つでも引っかかればラッキーといった具合で。

そしてもう一つのタイトルのドリームキャッチャー(Dream Catcher)とは、北アメリカの先住民族「インディアン」のオジブワ族(別名チペワ族)に伝わる魔除けの物で、柳の枝を輪っか状にして中心に糸を張りクモの巣に見立て、装飾として鳥の羽を付けたものが一般的とされている。

でこれはその名の通り、蜘蛛の巣に夢を引っかかるようにするため、魔よけというよりは願掛けの意味合いが最近では強い。

もうそろそろ、俺に代わってからキャビーヌの店舗も2周年になる。

プロバビリティという名のドリームキャッチャーを大量に張り巡らせ、結果をだなさければならない。

やはり物事は自分の立場でやってみなければ分からない事が多々あり、最近分かったことがある。

結局メンターをつけて学ぶのが早いと言われているが、それは同じ立場の人で結果を出している人ではなくてはならず、他の分野では状況が違うので必ずしも正しいとはならないのだよな。

だから、過去に何人もが同じことをしてその結果を知ってるはずなのに、そのナレッジは共有されないから、繰り返し皆が皆同じ失敗を行うことになってしまう。

今は紙媒体の広告は駄目だと言われていたが、実際にやってみたところ、そう言われているからこそ、そうでもないと思わされる結果がでたりした。

ラクスルのフリーペーパーの折り込みと新聞の折り込みをやってみたが、やはりフリーペーパーの方が反応率が良い。

新聞折込は新聞を取っている世代が減少しているのと、やはり経済力があるとはいえ年齢層が高いため夜に飲みに行こうとする世代が少ないという事が少なくとも分かった。

なので、昼の営業のための集客なら新聞折込はありだと思うが、夜の場合はフリーペーパーにしたほうが良い。

これもやってみないと、新聞を取っている層はもうあまり夜に飲みに行かなくなったとは分からなかった。

結局、自分が当事者と思える立場の人がやった結果という正確な情報を集めるのは難しいのだろうな。

デザインが違うからかもしれないし、システムが違うからかもしれない、場所の問題もあるし。

明らかな共通の間違いは存在しているかもしれないが、でも、一つ一つの店が違う以上、結局は自分でやってみないとダメなんだろうな。

そんなわけで、お店のミカタというリクルートのサイトにも登録したし、ラインプレイスにも登録する予定。

いたるところにドリームキャッチャーという名の蜘蛛の巣を張り巡らせ、可能性を獲得していきたい。

いずれかのプロバリティが引っかかれば、望む結果に近づく。

本当にビットコインの話ではないけれども、やってみれば引っかかる可能性は0ではない。

1ビット8銭だったときに1000円ビットコインを購入していたら、今頃何百億円だ。

いたるところにプロバビリティの種を植えよう。

種を植えたら忘れていてもいいくらいだ。

集客も投機も投資もビジネスも

ひょんなところで芽が生えてくるかもしれない。

それこそ、反社の方の「人という名の動物」で酪農を行っている種の撒き方も同じだと思うのだ。

運よく芽が生えて育った者だけを牧場から出荷する。

皆プロバビリティの連続性の延長なのではないか?

ダーウィンの進化論の真の解釈のように、運が良い者のみが生き残るのだとしたら、運がよくなる可能性の種を数多くばら撒く事。

そもそも、生物の生き残りも一緒で魚の卵の数なんかを考えても、それだけ大量に存在して運がよかったものだけが大人になれて生きていけるわけだ。

だとしたら、目的のためにたくさんのプロバビリティを用意しよう。

最後は運に頼る事にはなるけれども、運の引き寄せ方は運が良い結果が出るかもしれないルートの数を多く保有することなんじゃないか。

ドリームキャッチャーという名の蜘蛛の巣を数多く張り巡らせ、その巣に引っかかる可能性を高めることが自力による運の手繰り寄せ方なんじゃないかと思うのだ。

そんなことをふと思わされた。

だからこそ、集客できる「かもしれない」、つまりはプロバビリティを探し続け実行していきたい。

何が当たるかなんて誰にも分からないし、当たった人の多くはたまたまとか運が良かったという。

多分これ、本音で嘘偽りではない。

さあ、他に集客できる「かもしれない」はないだろうか。

思考と調査を続けたい。

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