「まいにち本能寺」だな
そんなことを思わされた、毎日が平仮名なのは漢字にしてしまうと読みにくそうだなとか思わされたからだ。
なんとなく、西原理恵子氏の漫画「毎日かあさん」みたいなフレーズだ。
何気にこの「毎日かあさん」って奥深いタイトルだよなあ。
というのも当たり前なんだけれども、一度でも母さ
んになってしまったら、もう生涯ずっと毎日、毎時間「かあさん」であり続けるわけで、その称号は生涯ついて回り、ある日突然「母さん」じゃなくなる日が来ることはあり得ない。
例え、自分自身を母さんと呼ぶ対象が死去したとしても、母さんであった事実はネットタトゥーと言うと聞こえが悪いが、一度でもなってしまうと消せない称号なのだ。
そして相変わらず寄り道マニアとしてはさらに寄り道をしてしまう。
西原理恵子氏と言えばイエス高須クリニックの院長の奥さんであり、ギャンブル依存症にもなり、幼少時代を劣悪な環境下で生き抜いてきた人物で漫画の取材のためにパチンコや麻雀をやったらハマってしまい、数年間で5000万負けたという逸材だ。
そうか、CR高須クリニックがパチンコ台で出たのは奥さんの影響かもな。
本題とは全く違う話なんだけれども・・・・
寄り道ついでにもっと奥深く寄り道をしてしまおう。
本能寺と言えば日本史上最大の裏切りの事件であり、王が転落する象徴のエピソードだ。
青年雑誌のヤングマガジンで連載されており、「何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?」という漫画がある。
天才と呼ばれた信長を結構ポンコツに扱っている漫画だが、ちょっと人気があるんだよな、この漫画。
まあ、日本を完全支配する直前で部下の明智光秀に裏切られ戦死した織田信長の事件が「本能寺の変」で、440年経った今でも歴史ミステリーとして日本人の関心を集めている。
過去にも記載したが、これに関しては明智光秀の子孫が事件を調べた「本能寺の変 431年目の真実」という書籍の見解を俺は支持している。
その説とは信長がほぼ確定した天下統一後の先々を考えて、平和な世界には不要になる優秀だった家康を暗殺しようとして、本能寺で家康を討ち取ろうとした。
しかし、その計画が事前に饗応役の明智光秀から徳川家康に伝わり、家康は自分が討ち取られた次は平和になれば優秀な明智光秀と羽柴秀吉も暗殺される番になるよと光秀に警告した。
彼ら3人は優秀だったため、その先の結果が想像でき、共有されたのだと思うのだ。
一度も裏切ったことのない協力してきた家康を暗殺するような信長が光秀や秀吉をそのまま野放しにするとは思えないと彼ら三人が考えたのだと想像できる
であれば、部下としての仕事を全うしてきたというのに、その仕打ちは無いだろうと、悪くもないのに殺されるくらいであれば皆の為には仕方がないと織田信長を明智光秀は討ち取った。
しかし、軍師の黒田官兵衛に唆されたか、秀吉本人が謀反人の味方をして世論の敵となるよりは、主君の仇討ちをして世論の大義名分を集め、トップになれるチャンスをモノにしたほうが良いと明智光秀を裏切って倒したという話だ。
実際に家康の嫡男の信康を切腹に追いやったり、武田を亡ぼした後に徳川領を見て回ったりと信長は最初からそのつもりだったのではないかと言う意図の行動が多い。
そして、平和な世には優秀な奴はいらないという有名な事例に中国の漢の時代の国士無双と言う麻雀の役満の名で呼ばれた「韓信」という将軍がいる
「狡兎死して走狗烹らる」(こうとしして、そうくにらる)
これはその韓信が暗殺された際の最後の言葉と言われている。
意味としては状況が変わることで、今まで大切にしていた部下や手柄のあった者が要らなくなり排除されることを指す言葉だ。
「狡兎(こうと)」とは、すばしっこく逃げ足の速い兎のことを指し、「走狗(そうと)」は、優秀な猟犬を指す。
獲物である兎が死んでしまえば、猟犬は邪魔者扱いとなり煮て殺され食べられてしまうため、同じように安心で掌握された世界では優秀な人物は逆に危険分子になるため殺されてしまうという意味だ。
実際に三国志の始まる前の国、劉邦が項羽に勝って、天下を統一して漢の国を建国した後は、劉邦は項羽に勝つことに役立った優秀な家臣を結果的に次々と暗殺している。
韓信、彭越、英布の優秀な将軍達を劉邦が粛清した話は日本の戦国時代より1700年前の話だ。
歴史から学ぶ、歴史は繰り返すという言葉があるように、今の一般的な会社でも大功を立て会社を大きくすることに貢献した役員が邪魔になって粛清され、会社を去ることになることも珍しくなく、2200年前から同じことは今でも繰り返されているのだ。
その粛清を恐れての反乱が本能寺の変だと俺は思っている。
そして、もう450年近く経過した本能寺の変が未だにこれほど根強い関心を何故日本人が持っているか。
おそらくなんだが、日本人はサクセスストーリーよりも平家物語に代表されるように、王者の滅びのストーリーが好きなんじゃないかと思うのだ。
だから、毎日本能寺の変が起きる。
まだまだ寄り道してしまうのだけれども、「日本では暴動が起きない」と世界で絶賛されている。
それを俺は真実ではないと思うのだ。
いや正確ではないと言い換えたほうが良いかもしれない。
「日本では暴動が起きない」というのは、分かりやすい表向きの話であって、実際は分かりにくい、暴動を起こす側にとってノーリスクで安全な暴動は日々起きていると思うのだ。
日本人はリスクを極端に恐れるため、分かりやすい形で暴動を起こしてしまうと、それが原因で後日自分の身に降りかかってくる問題を抱える事を恐れる。
だが、匿名や大義名分、世論が味方したらここぞとばかりに自分は安全な場所にいながら暴動を起こすのだ。
それがSNSなどに代表される、ネットの隠れ蓑を着た自らは安全だと思う場所から行う個人の誹謗中傷や袋叩きだ。
亡くなってしまった女子プロレスラーの木村花さんや、今回で言えば松本人志氏、ジャニー喜多川氏、宮迫氏、アンジャッシュ渡部氏の多目的トイレ、古くは島田紳助氏
大義名分が成り立てば、それまで王として君臨していた者たちを玉座から引きずり下ろし、暴動のように正義の御旗の下、散々に奪いつくす。
まるでフランス革命だなと思うものな。
ルイ16世と王妃マリーアントワネットのギロチンに代表される。
転落する王の断頭台による残酷ショーでストレスの発散をする
ニュースを見るとそういった何かしらの王の転落を日々望んでいるようにみえて、毎日本能寺が起きていると俺は思うのだ。
誰かが成功する話よりも、すべてを失う王が誰か、その生贄を探し回って、正義面してそれまで君臨してきた全く自分とは関係のない何かしらの王に自分が受けたと思う理不尽を勝手に倍返ししているだけ。
「熊を殺すな」の役所への迷惑電話もそうだけれども、どんだけつまらなく生きているんだよと物凄くざらつく不快感を感じるのだよな。
江戸時代の身分制度のエタ・ヒニンもそうだし、近代の部落差別もそうだけれども、何かを下に引きずり下ろす事で悦楽を得ている傾向があるように見えてしまう。
特に水原氏の一件で下火になってはきたが、「松本人志氏」の事件
擁護するつもりは全くないけれども、ただ王の転落が見たいだけなんだなと思うのだ。
魚心あれば水心ありではないけれども、最初からホテルの部屋飲みって聞いて、若くて綺麗な女性がノーリスクと思うわけがないと思うんだよな。
リスクが嫌なら行かなければいいし、行っても「やばい」と思えば、すべてを捨てる覚悟で振り切って帰ればいい。
そもそも、一般的な男性とのデートだって基本は断るはずだ。
そこにどれくらい薄かろうとリスクが存在しているから。
逆に言えば、デートに来るってことはそのリスクを許容してきている。
なので男性から見て、ノーチャンスであれば基本的に女性はデートにこない。
デートにくればそれだけで可能性は存在するという事。
そういう暗黙のルールで成り立っている世界で、部屋飲みで複数だから安全で大丈夫とは常識的には思わないよね。
松本人志氏の知名度を使って、何かしらのメリットを求めて行っているわけで、望むメリットが与えられなかったからその復讐をしているのだろうか。
でもそれってリスクを背負って、ギャンブルに行き、勝負に負けたから金返せと言っているようなもんだと思うのだ。
パチンコ屋や競馬場で負けて、金返してくれと叫んでいるおっさんを見てどう思うだろうか。
「やめろ、みっともない、自己責任だろ」としか思わないと思うのだ。
有名人との部屋飲みに行く時点で自己責任だし、後付けで怖かっただのなんだのはいくらでも都合良く言える内容。
しかも8年も前の事を後付けで被害者面して、今になってそれで何かのメリットを得ようとしているようにしか見えないものな。
どう考えても証明できるものでもなく、不良債権を安く買いたたいた業者が回収業務を行うため、無茶をしているかのようだ。
多分、雑誌は面白いネタを提供し、売り上げが上がればいいだけで、被害者とされる人物は何かしらが回収できればいいというレベルのローリスクハイリターンの博打を打っているつもりなのだろう。
でもこの博打、これだけ騒ぎが大きくなるとローリスクではすまない可能性も高い。
もしかしたら加藤茶の嫁じゃないが、このネタで望み通りの大きなリターンを得られるかもしれない。
ただ、メンタルとそれを使いこなせる技量と器量が必要になるけれども。
でも世間は今の日本のお笑い界の王である「松本人志」が社会的なギロチンにかけられる残極ショーを見たいだけなんだろうな。
王から罪人へ
昨日まで自分たちでは想像できないような良い暮らしをしている王が、今日から自分たちよりも苦しい制裁を受けている様を見て溜飲を下げる
あまり褒めれた行為じゃないなと思うのだ。
これが全然無名の人だったら誰も相手にしない内容だ。
同い年くらいの女友達が、無名のバイト先かなにかの男性と部屋飲みしたら昔強要されてって言っても、同情はするけれども、訴えようとか週刊誌やSNSで袋叩きにしようなんて話にはならない。
そもそもその無名の男性は失う物も何もないだろうし、断罪されるべき残酷ショーに相応しい王ではない路傍の石だ。
ジャニーズ事務所が本能寺の変に遭い転落し、松本人志氏も社会的な断頭台に乗せられようとしている。
次はどいつかなと生贄を探して社会が舌なめずりをする音が聞こえてくる。
本能寺は終わらない。
ニュースを見る度に思うのだ。
実際に事実は当事者同士の話で、世間には関係ないし、これ見よがしにこの事件を取り扱って体裁を整え、自分にとって都合がよくなるであろうと想定した発言を繰り返しているコメンテーターも同じで、人の不幸でメリットを得られればいいというハゲタカみたいな話だ。
まあ、最近のニュースでそんなことを思いながらも最初の画像は浅草橋で食べた洋食屋のボリュミーなBランチ
当然ジャンクフード的なお味ではあるんだが、こういうのも嫌いじゃない。
わざわざリピートしに行こうとは思えないけれども、安くてボリューミーと言うユーザーフレンドリーな店はその心意気が心地よく感じてしまうのかもしれない。
けれども、こないだ近所の居酒屋で飲んだ時の客単価の低さに驚いた。
俺が2時間くらい結構飲んで食べて、6000円くらいだったんだけど、俺の隣にいた5人組が居酒屋でカラオケ歌って、俺より長い時間いて全部で5500円くらい
客単価1100円だ。
店主は値段が高いと客が来なくなると言っていたが、その客単価で借りている店舗で営業していては、経営的にはそもそもビジネスモデルが崩壊している。
ただ、その崩壊しているビジネスモデルの店舗が密集している地域だとその崩壊状態がスタンダードになる
これは恐ろしいことで、地域全体で集団自殺行為だなと思うのだよな。
だからか、最近閉めた飲食店は家賃滞納で強制退去に近かったらしいと聞いている。
そういう事なんだよな、身を削って赤字を垂らしながらする商売はもう商売じゃなくて趣味だよな。
趣味なら良いが仕事でそんなことをしてはならない。
とまた脱線したが、二種類目の画像はキジマヤという戸塚の魚の老舗居酒屋のランチ
2000円くらいしたから不味いわけはないんだけど・・・・
魚の身が固く、寝かせていない。
新鮮なのは分かるんだが、美味しいかどうかはまた別な話。
当然普通には美味しいんだが、この価格でリピートしたいかと問われると疑問符がつく
そう考えるとお節買ってる大将のとこの「刺し」はやっぱりすごいんだな。
何度も思い知らされるけれども
で、その後の焼き肉は個人的に「ネギタン塩」と「おとうしのキャベツのオリジナルドレッシング」が絶品の闘牛家の焼き肉
そして勢いで、カクテルコンクールで世界一を取った事のあるノーブルの「グレートサンライズ」を飲んでしまった。
相変わらずどちらも美味く、何度もリピートしてしまう。
そろそろ「ねぎま鍋」食べに行かないとなあ・・・
西新井にある「トロしゃぶ一心」に本当は行きたいのだけれども、遠いからなあ・・・
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