こんにちわ。
地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の店長中島です。
もう5年くらい前にニュースに載っていた内容なんだけれども・・・
こんなJPモルガンの社長からのメールというのが話題になった。
掲示板に投稿したとある美女への返信だ
<美女からの投稿>
タイトル:お金持ちと結婚するためにはどうしたらいいの?
正直に書こうと思います。私は25歳で、かなり美人ですし、品もよく、センスもいいです。
私は年収50万ドル(4000万円くらい)以上の男性と結婚したいと思います。
欲張りだと言われるかもしれませんが、ニューヨークでは年収100万ドル(8000万円くらい)でも中流と言われるのです。
私の要求は高くありません。
このフォーラムに誰か年収50万ドルの男性はいませんか? みんな結婚しちゃってるんですか?
私が聞きたいのは、あなたのようなお金持ちと結婚するためには、どうしたらいいのかと言うことです。
私が今までお付き合いした人の中で一番のお金持ちは、年収25万ドルの人だったのですが、年収25万ドルが限界なのかな、という気がしています。
でも、ニューヨークの西にあるニューヨークシティガーデン(?)というところに引っ越すためには、年収25万ドルじゃ、足りないんです。
恐れ入りますが、次の質問に答えてもらえませんか?
1.お金持ちの独身男性はどこに集まっているのですか?(バーやレストラン、ジムの住所のリストがほしいです。)
2.何歳くらいの人を狙ったらいいでしょう?
3.なぜ、お金持ちの妻達のほとんどが、特にかわいくもない平均的な容姿なのですか? 美人でもおもしろくもないのに、お金持ちと結婚した女の子を何人か知っています。
4.結婚するか、付き合うだけで終わるかの決め手は何ですか?(私の目的は、結婚することなのです。)
美女より
とのこと。
それに対するJPモルガンのありがたいお言葉が下記の通りだ。
<JPモルガンCEOのお返事>
親愛なる「美女」さん
あなたの投稿をおもしろく読みました。
おそらく、あなたと同じような疑問を持っている女性はたくさんいるでしょうね。
あなたの状況を、プロの投資家として分析することをお許しください。
私の年収は50万ドル以上。あなたの希望に添っていますので、ここでこれを読むみなさんの時間をムダにしないのではないかと思っています。
ビジネスマンの視点に立って判断すると、あなたと結婚するのは悪い決断です。
理由はとても単純です。説明しましょう。
細かいことは抜きにして、あなたがやろうと思っていることは「美」と「お金」の交換です。
Aさんが美を提供し、Bさんがそれに対してお金を払うのです。
フェアでわかりやすいですね。
しかし、ここには1つだけ重大な問題があります。
「美」は、そのうち「なくなってしまう」ということです。
しかし、「お金」はそうではありません。
実際、私の年収は毎年上がり続けています。
しかし、あなたは毎年どんどん美しくなるでしょうか。
つまり、経済的な観点から言うと、私は「魅力的な資産」ですが、あなたは「値下がりしていく資産」だということです。
しかも、「急激に値下がりする資産」なのです。
もし「美」があなたの唯一の資産ならば、あなたの10年後の価値は、かなり心配すべきものでしょうね。
ウォールストリートでは、どんな取引にも「短期保有」と言うものがあります。
あなたとデートすることは、「あなたを短期的に保有すること」です。
取引では、売買するものの価値が落ちるとわかれば、私たちはそれを売ってしまいます。
「長期保有」することはないのです。
でも結婚は、「あなたを長期的に保有すること」なのです。
残酷なようですが、賢い選択をするなら、急激に価値が値下がりするものは、売ってしまうか、レンタルするくらいで十分なのです。
年収50万ドルを稼ぐ人はバカではありませんから、あなたとデートはしても、結婚することはないでしょう。
お金持ちと結婚するための方法を探すのはおやめなさい。
それよりも、あなたが年収50万ドル稼ぐ人になるのです。
これが私のアドバイスです。お金持ちのバカを探すよりも、ずっとチャンスがあると思いますよ。
この返信が、役に立ったらうれしいです。もし、あなたが「レンタル」に興味があるなら連絡してくださいね。
J.P.モルガンCEO
個人的には理にかなった回答だなと思うけれども、結局何かを得ようと思ったら、それを得れるような人間になるしかない。
世界一の投資家ウォーレンバフェット氏もまったく同じことを言っている。
100万ドルで愛が買えるなら安いものだ。
しかし、現実には誰かに愛されたいと思ったら、あなた自身が愛される人物になるしかない。
見返りを求めてしまうのは人間の性だが、あなたが何かを与えなければおそらく、あなたには何も与えられないだろう。
自分を磨き続ける以外は前に進む方法なんてないのかもしれないな。
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