新潟の柏崎の居酒屋

営業マン飯2022年
ご挨拶

こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の中島です。

日は月曜日の朝9時に新潟県の安田駅で仕事のため、前乗りで新潟県柏崎市の柏崎駅へ

その前に、折角新潟来たならとナトリウム温泉の「じょんのび温泉」に入ってきた。

何気に過去に世界一の大きさと呼ばれる4尺玉の花火が上がる新潟片貝祭りに花火を見に行った帰りに、新潟競馬場の近くのナトリウム温泉に行った事がある。

その塩分がかなり高濃度のナトリウム温泉に入ったら、40度くらいの温い温度なのに体の内側からくる熱さで耐えられず5分も入れなかったんだが、それほどの塩分の濃度はないだろうと入ったじょんのび温泉も長湯ができないナトリウム温泉だった。

たいして入ってないのにかなりのぼせたんだよな・

ヌメリもあり、温まるいいお湯だなと思ったのだが・・・・

東京から車に乗り込みナビを入れたときは、まさかそのじょんのび温泉でとんでもない罠が俺を待ち受けていたとは露ほども知らなかったけれども。

東京の練馬から3時間くらいで新潟県に着いたのだけれども、ナビが六日町で降りるように指示が出されていて、グーグルマップでも六日町から降りろと記載されていたので降りたらまさか通行止めになっていない普通の道が雪で進めず、ナッツリターンならぬ雪(セッツ)リターン

まさか降りた高速に戻ることになるとは。

そこまではまあどうでも良かったんだが・・・

俺がじょんのび温泉の内風呂のナトリウム温泉に入っているときの事。

湯温が決して高いとは思えなかったので、長湯はできるだろうと、タオルセットのタオルを畳んで枕にし、湯船でうたた寝という至福の時を過ごそうとした時だった。

テルマエロマエの映画の様に、風呂の床から湧き出る泡がブクブクと俺の体を優しく包み込んでいた。

一瞬で良い、意識を飛ばして瞬間的な真の睡眠を取りたい。

そんなリラックスした状況で、俺はどの体勢が一番心地よさを感じれるかを模索していた。

首の角度、壁までへの背の角度、どの体勢が最高かを俺は自分の身体を使って検証し、おっこれなら瞬間的な最高のリラックスを感じ取れる。

母の胎内いる胎児の様に、最も安心感を得られそうな湯船で角度を見つけたその瞬間だった。

俺を害するような外敵も何もなく、人の手によって安全にリラックスが約束されている場だと俺は妄信していた。

そう、その時に

過信するな、絶対など世の中に存在しない。

そんな現実を突き付けられたのだ。

ああ気持ちいなと、目を瞑り、弛緩しきった脳が俺の日常の思考を止めようとしていた。

「時を戻そう」じゃないが、今だけは時を止めよう

自らの意思で

そんなことを薄っすらと考えながら、意識がフェードアウトするかのようにブラックアウトしつつあったその刹那!!

有名な温泉の人工的に作られた自然界の生物が生存できるとは思えない温度と塩分の濃度でできた内風呂の中で・・・・

俺は・・・・・

いきなり・・・・

何かに尻を咬まれた

ええっ!!

想定できる要素はない、絶対の安全を感じる場で、何かに尻をいきなり咬まれたのだ。

俺はその瞬間、脳内のケイデンスを高速回転させ、何が起きたか答えを見つけろと一瞬思考を巡らせたんだが、脳が即答で思考しても無駄だと言わんばかりに白旗を上げ、notfoundと突き返してきた。

弛緩しきっていて、ただでさえ思考停止だった俺は理解できないその事象に、湯船で飛び上がり、サザエさんのマスオさんのようにペンギンの物真似のような手の形をして悲鳴をあげた。

当然、同じ湯船に入っている他の人々の視線が何事かと俺に突き刺さる

視線の矢印で俺が弓矢で奇襲を受けて射抜かれた人のようになっていて、弛緩していた脳が急に引き締まる

落ち着け、まずは何が起きたかの現状把握だと。

そのために、何をするのが一番ナチュラルか。

いや、待て。

どう考えても温泉の湯船で悲鳴を上げて飛び上がった人間の時点でナチュラルさなど欠片もない。

そもそもなかったことにできない取り返しのつかない行為だ。

でも二度と会わない人々だし、どう思われてもいいんじゃないか?

うちの店のカラオケでもそうだが、言うほど他人は他人に興味がないだろうし。

いや、でもそれは開き直りであり、何か俺が最善を尽くしていない感がある。

俺が納得できない。

では、何が正解か?

まずは、何かがあったという事だけは確かだと周囲に知らしめるパフォーマンスが必要なんじゃないだろうか?

ということはだ、俺がすべきことは他者から見えない湯船で何かを確認する行為だよな。

実際に俺の主観は何かに尻を咬まれたと認識しているわけだし。

そして俺は、NHKの教育テレビのハニ丸王子のように「はにゃー?」と大仰に首を傾げるという見事な大根役者ぶりを演じながら、湯船で何かを確認するように手を探りいれた。

風呂では視力がない裸眼なので何も見えないんだけれども、20年培った営業の感覚で、この人には何かが起きたらしい感を周囲に伝えることができた雰囲気だけは感じることができた。

そして、俺の渾身の手探りは、俺の尻を咬んだ正体を突き止めた。

丁度俺が見つけだしたと思った最高のポイントに排水溝の格子がついており、手の平のように隙間が多い物にはまるで無関係だが、正月太りで身が詰まった蟹のようになった俺の臀部に角度がついたため、ピンポイントで排水溝が最も吸引力を発揮するポイントに俺の尻は当たってしまったのだ。

そのため、荒い格子の隙間に俺の尻の肉が吸い込まれ、まるで何かに咬まれたような感覚になったという事。

それから何度検証を繰り返してもそれ以降、格子に尻を咬まれることはなかったので、奇跡的な角度とタイミングとポジションだったとしか思えないのだけれども、俺は会ったこともないし、2度と会わないだろう人々に対する俺の名誉のため、「ああなるほどね、そういうことか、完全に理解した」とポプテピピックのように無駄に首を上下に振るというパフォーマンスをし、逃げるように露天風呂へと向かうことになった。

まさか、初めて行った新潟のじょんのび温泉で俺を待ち受けるトラップが仕掛けられているとは思わなかったが・・・

そして柏崎駅前でいつも飲み屋でやっている俺のトークが、金を使う常連だから通じているのか、人間として一歩前に進めているトークができつつあるのかを試すため、面識のない地方の飲み屋の女の子にしてみようと思っていたら・・・・

まん延防止でどの店もやっておらず。

ホテルの一室でコンビニ酒を飲む有様

これ自宅で一人飲みと変わらないじゃない・・・・

まあ、居酒屋には行ったけれども、新潟は都内より物価が安いためかどこも営業して売り上げを独占するより休業補償もらった方がいいみたいで、やる気のない無駄に庄屋並みの元気のいい返事をする女将の居酒屋に行ってきたけれども・・・

お味の方はチェーン店と大して変わらずで、今日だけはまん延防止を恨む結果に。

まあ「おでん」とか「鳥煮込み」は美味かったけど、「もつしげ」の方が美味いとか思っちゃダメなんだろうね。

でも、画像にも挙げた日本酒は日本酒得意じゃない俺にも美味かった。

これ後で見直して横浜で飲めるなら飲もうと思う。

さて、柏崎の駅前では何もすることないんでコンビニ酒飲んで早めに寝るとしますかね。

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