こんにちわ。
地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。
リハビリが必要だ
唐突に俺は心の中で宣言した。
大型連休の直後はよく思うことだけれども。
連休していたのに、連休明けると急に週5勤務とかになると体が追いつかず、週末まで持たないくらい疲弊する。
沈没船のサルベージでも、深海での潜水のためには飽和潜水と呼ばれる深海の水圧に慣れる期間が必要とされている。
連休明けの勤務も体を慣らすためにも3連勤の後に一日とか休日が必要な気がするのだ。
とは言っても会社員であり続ける限り、時間的拘束は止むを得ない。
だからこそ、せめてその自分の裁量の範囲内で最善を尽くさざるを得ない。
今日は茅ケ崎で仕事だった。
ほぼほぼ内示されている契約を仕留めるための後押しをしに行くような物。
手応え的には仕留めた感覚だった。
まだ契約書のサインは手にしていないとはいえ、これで決まらないで何が決まる事なんかあるのかというくらいの雰囲気
上々の気分で商談先のカフェを後にすると、俺はいつも通りネットでランチを探すことにした。
茅ヶ崎は何が美味いかなと見ていると、流石JRの発車の曲がサザンの「希望の轍」だけあって湘南の「海」推しのようだ。
やたらと海鮮を前面に押し出してくる。
でもさ、湘南の海が綺麗なイメージまったく無いんだよな。
その海鮮と言われると、本当に美味いのだろうかと訝しんでしまうのだけれども。
ただ、まあそれだけ推しているなら、きっとそれなりのところもあるだろうと見ていると、ランチが火曜日と木曜日と土曜日しかやっていない海鮮居酒屋を見つけた。
今日は丁度木曜日、まさに小田和正の「ラブストーリーは突然に」じゃないが、「この日、この時、この場所でこの店に出会わなければ」という気がしたので向かうことにした。
比較的駅に近く、目的地はすぐに着いた。
BARや居酒屋の3店が並んでいる一番奥にその店は佇んでいた。
店の名前は「食彩真こと」
店長の名前が「まこと」なのだろうか?
それともこれこそがまことの魚だという自信の表れか。
店構えも個人の凝った店っぽく、個人的には好みの姿をしていた。
ランチがすべて2千円弱からなので、相変わらずやりすぎかなとは思ったが、「知る」ことに投資を惜しむようでは俺もすぐに頭打ち
今日も一日一食の覚悟を決めて、炭水化物の1番人気のバラ寿司を注文した。
隣を見ると刺身定食の刺身がこれまた種類豊富で色味も鮮やかで輝いており、美味そうで、バラ寿司よりこっちにしたほうが良かったんじゃないかとちょっと心が揺れた。
ルナシーの曲「ロージア」のサビみたいになりながらも、一日千秋という言葉通りバラ寿司を待っていた。
目の前に颯爽と登場したカラスミの入ったバラ寿司の刺身も色合いが良く、俺の最高得意料理であるTKGの白身を除いたものが別の皿に置いてあったのでバラ寿司の上にON
そして、ワサビを醤油で溶いてバラ寿司にかける。
彩鮮やかだった刺身が醤油の黒い衣をまとって見栄えは良くなくなったが、美味そうな雰囲気は格段に増してきた。
言うなれば、理想の年の取り方をしてきた壮年とでも言おうか。
泳げたいやきくんを浜辺で釣り上げた見知らぬおじさんのようにゴクリと喉を鳴らすと、俺はバラ寿司の魚たちを箸で釣り上げ始めた。
味としてはカラスミが効いていて思っていた以上に美味しい。
酢飯はもう少し、お酢が強い方が好みだけれでも、どれもちゃんと美味しいお味。
刺身定食の刺身のバラエティと見た目の色が気になっており、ここはもう一度行って次は刺身定食を食さねばと固く心に誓った。
もし茅ケ崎あたりに夜行くことがあれば居酒屋タイムにも行きたいと思える。
きっとリピートするだろう
デザートの自家製プリンも甘みが足りないと思えるくらいが逆に丁度良い。
田舎の民らしく上品な味よりもしっかした味の方が俺は好きだけど、これも良かった。
ということで今日も良いランチをしたと思う
そして↓今日のネタ
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