7度目のステーキチェロキー

営業マン飯2022年
ご挨拶

こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

著書

私の営業に関する本をkindleで出版しました!!

よろしければ応援お願いいたします。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CFXPL6V4?ref_=k4w_oembed_I8rlSjq2AhddWe&tag=kpembed-20&linkCode=kpd
キャビーヌLINE

キャビーヌのLINE作りました
友達登録していただくと店舗にてプレゼントあります

こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」店長の中島です。

沓掛の岐路に立っていた

どちらだ?

どちらにする?

沓掛(くつかけ)と言えば、戦国武将の明智光秀が織田信長の命に従い、毛利との戦に豊臣秀吉の援軍に行くか、敵は本能寺にありと信長に謀反を起こすかの分岐点だった。

右折をすれば中国地方、直進すれば本能寺

ときは今あめが下知る(したたる)五月哉(さつきかな)

明智光秀が謀反を決意したという時に詠んだ発句を思い出した

直進だ!!

俺は迷いを断ち切った。

先日、タイムラインで上げている俺の記事を見ていただき、接客は悪いが味と価格は個人的にNO1の南太田と黄金町の間にある大衆ステーキチェロキーに行ってきたと連絡をいただいた。

その画像を見たら、俺も無性にツバメソースをかけてステーキを食べたくなってきたのだ。

いつもはリブロースかチェックアイステーキかを選択するのだが、どうもハラミステーキも柔らかくて美味しかったらしい。

ただ、メニューを見るとハラミステーキは脂少なめと記載されている。

脂のないステーキなんてと思わされ、迷っていた。

だが、やはり当初の決意の通り、俺が食べたいと思ったステーキはいつものステーキのはず

なのでチャックアイステーキの方を選択した。

脂だ、脂が旨みなんだ。

ただ身体が野菜を欲していたのか、サラダも無性に食べたい。

なのでサラダセットにした。

そして、やってきたちゃんと脂があるステーキ

俺はペンキ職人のように、丹念にバターを塗りたくる。

塗り残しのないように、快晴の温暖な気候の中、鼻歌まじりに刷毛をもちハシゴに登っている映像が思い浮かぶ。

遠くから乳牛の鳴き声が聞こえてくるかのようだった。

その牛をこれから食べるんだけれども

急に脳内のBGMがオリエンタルウィンドからドナドナになりそうになる。

そして、綺麗に塗りたくったバターの上に、俺はツバメソースの豪雨を降らせる。

色塗りを仕上げた後の最初の豪雨。

まだ乾ききっていないバターのペンキと混ざったツバメソースの雨が独特の色合いを出すが、これが正解なんだ。

これで堪らなく美味くなる

そして俺は居合の達人のようにナイフを構えると、さっとその刃をステーキに一閃させた。

すかさず止めだと言わんばかりにフォークを突き立てる。

瞬間、肉から噴き出す脂飛沫が断末魔を上げる。

やはり美味いね、ここ

早速満足の昼食を摂る事ができた。

今日も良き一日哉

そして先週はバタついていたが、来年の横浜デンタルショーの募集要項で桜木町の万国橋会議センターに行ってきた。

帰り際に明治時代の文明開化からの老舗、牛鍋屋荒井屋の万国橋店を見かけた。

そういえば今年は荒井屋に行ってなかったなと牛鍋ランチをすることに。

期待していたのは夜と同じレベルのサービスランチだったのだが、やはりランチはちょっと肉質が落ちるようだ。

メニューにある「あおり」レベルの肉を求めていたのだが、美味しいは美味しいが、老舗のブランドを背負ってのランチにしてはちょっと物足りなかった。

難しいなと思ったのが、もうブランドが構築されてしまうとそれ以上の企業努力は必要なくなってしまうのだよな、きっと。

するとサービスをしなくても客は来るので不採算のコストカットをするようになる。

結果として、見えないブランドの凋落があったりするのだろうけれども、それは観測できないレベルの日々の僅かな変化なので気づけなくなるんだよな。

そして悪くしてしまうと中華街の老舗「聘珍樓(へいちんろう)」のように、140年の歴史に幕を閉じることになったりする。

アマゾンですらいつか潰れると創業者が言っているようにブランドを構築するのも難しいが、それを維持するのも難しいのだろうな。

開港記念を祝してなんだろうけれども、毎年荒井屋本店のゴールデンウィークの牛鍋食べ放題を楽しみにしていた。

ところが、利益の出ないサービスなのか無くなってしまったのだよな。

自己都合だけで言っているわけではないが、確かにそのサービス単体では赤字なんだろうけれども、飲食店もサービス業なので「奉仕」とか「おもてなし」とか利益度外視で、お客様に還元しようという「心」が損なわれていくと、客の「心」も離れていく。

店側の視点で考えれば、GWの食べ放題の時だけ来るような物乞いのような客はいらないということだろうなとそれは分かりはする。

でも考え方を変えればそれは広告費なんだよな。

そのときしか来れない客がその味に感動し、記憶し、口コミをしてもらえば、そうじゃない客に繋がったり、その時は年一のお得な時だけの客かもしれないが、その後その人に転機が訪れて、接待で使うようになるかもしれない。

だからブランドの維持のためにもサービス的な物は合った方が良いと思うんだけれども、こればかりは当事者ではないし、俺がそのブランドを手にした事もないから、結果的には何を勝手な事を言ってるんだという話になるんだよな。

原因不明で常連客が離れていくというのは、店と客との心の距離が開いていったからなんじゃないかと俺は思うのだけれども、ちょっとランチもこのレベルなら荒井屋じゃなくてもいいなと思ってしまったのだ。

勿論、接客はいいし、味も美味しいけれども、個人的な勝手な感想だが、ランチでこれなら瀬里奈のハンバーグか丸和のトンカツにすりゃ良かったなと思ってしまった事がちょっとひっかかっている。

そのうちにちゃんとした肉のメニューを食べに行こうかとは思っているけれども。

コメント

タイトルとURLをコピーしました