優先順位と朝四暮三

経営
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こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の店長中島です。

さて、世の中誤解されているなとよく思うのが、順番だ。

何気に優先順位は物凄く重要なのだけれども軽視されることも多く、時間の価値同様に認識の違いによってその重要性が正しく伝わっていない

物事は金庫のダイヤル式の鍵のように順番を間違えるとうまくいかない。

だから、中国故事の朝三暮四と朝四暮三は全然違うと俺は思うのだけれども、優先順位を無視すると確かに同じように思える見え方もあると思うのだ。

そもそも朝三暮四の意味は目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることを理解しないこととされている。

その中国故事はこういったものだった。

宋の国に猿が大好きなおじいさんがいました。

おじいさんはたくさんの猿を飼っています。

彼には猿の心がよくわかり、猿もまた彼の心がわかるといいます。

おじいさんはそんなに裕福ではありませんので、家の者の食べる物を減らして、猿に食べさせていました。

ところが、ある時、おじいさんの家は更に貧乏になってしまいました。

おじいさんは困って、猿の餌を減らすしか方法がなくなってしまいました。

せっかく自分に馴れている猿の機嫌をそこねたくはないと思い、まず猿たちにこう言いました。

「お前たちにドングリをやるのに、これからは朝に三つ、暮に四つにしようと思うがどうだ?」

すると猿たちは皆怒り出しました。

それを見て、おじいさんはこう言いなおしました。

「それじゃ、朝は四つ、暮に三つということにしよう。そうすればよかろう?」

猿たちは皆喜んで身体を伏せて、おじいちゃんの言うことを聞きました。

もともとの意味は、利巧者が愚かなものを騙すことを暴露することにあります。

ドングリの数は実は変わっていません。

ただ、朝三、暮れ四から、朝四、暮れ三に変わっただけです。

実際は一日食べる量は同じです。

巧みな言い方に騙されないよう戒める言葉です。

ここまでが故事の内容だ。

でもこの中国故事

確かに1日で見れば総量は変わらないかもしれないが、状況を考慮すれば晩に3が保証されるとは限らない。

先に4貰っておいた方が、後に3もらう約束が履行されなかったとしても損失が少なくすることができると思うんだよな。

確かな物は手にしたものだけだと思う経験も過去に結構あるし、総量が変わらないなら営業をやっている身としては未回収リスクを下げる分、先に手にしたほうがリスクが現実のものになったときにダメージを抑えることができる。

だから、たとえ長期的に見れば同じことでも、順番には意味があると思うのだ。

でそうなってくると、経費の問題もそうなんだよな。

飲食店でやはり営業をしていると日々経費が出てくる。

一年の使う経費のうち、予算が今の俺にはそもそもないんだけれども、ちょっと前に記載したコモドドラゴンに咬まれている話ではないが、出血を先に多くしてでも輸血が増えれば延命できるのと同様で、何もしないで追い込まれて後から広告費を使う方と比べて多分先に広告費を使っておけば総輸血量が大きく変わると思うんだよな。

なので、リニューアルを謳える最初のうちになるべく多めに広告を打っておきたいと思っている。

丁度ゴールデンウィークの大型連休が始まるので、日ごろはあくせくしている人もチラシに目を通したりする余裕があるのではないかと思うのだよな。

そのうえで、今年はゴールデンウィークが比較的長めなので、その際に暇な一日でもあれば来てくれるかもしれない。

たとえここで来れなくても6月の第一金曜日は会社によってはボーナス月

4月は丁度引っ越しや転勤のタイミングで人が入れ替わっている可能性もある。

そこで4月下旬は広告に一番向いている時期なんじゃないかと前々から思っていた。

スナックのチラシ自体が珍しいのもあり、前回の結果を見る限りは効果は結構あると感じている。

なので、前回はフリーペーパーだったが、今回は新聞折込の広告を打とうと思うのだ。

新聞を取っている対象であれば経済力もそこそこあるちょっと高齢の年齢層。

フリーペーパーの客層とも異なるだろうが、リピーターにつなげられるのであれば悪くない層だと思うのだ。

でも、ここがトライアンドエラーの要でやってみなければ始まらないし、分からないからやるんだけれども、大空振りリスクもあるんだよな。

フリーペーパーの方は効果がある程度あると分かったので、結果を知っているが、果たして新聞の折り込みチラシを見る層がまだ飲みに行けるような年齢層なのか?

しかも、それを未知のまま一番効果が期待できそうなゴールデンウィークのタイミングでやってしまっていいものなのか。

ただ、メリットとしてはフリーペーパーで入らなかった層に広い範囲で告知ができる。

まあやらなきゃわからないのでやるんだけれども、こちらの広告効果も1万部ほど織り込むので10枚くらいの反応率は欲しいよなと思うのだ。

もう手配して入稿してしまったので、後は結果待ち。

ちょっと祈るような心持だが、フリーペーパーの時の結果を知っているので信じるしかないかな。

でもって、これも順番の話の続きなんだけれども、石橋をたたいて渡るのと、石橋をまずは渡ってしまって落ちたらどう上がるか考えるはどちらが正しいか。

多分、大丈夫なってから渡ろうとする人は壊れるまで橋を叩くので永遠に渡れない。

世の中9割の人が実行をしないと言われている。

俺の体感上だと9割9分の人間が何もしないんだけれども、これ間違いなんだよな。

前にも記載したかもしれないがひとつ前の会社で物を転売する転売ヤーだった同僚がいたんだけれども、その同僚は転売で法人化、つまり会社を作ったのだ。

常識的に考えれば、転売の会社を作るって無謀にしか感じない。

けれども彼はそれをやってしまったんだよな。

そして、今は介護の会社に変わりかなり利益を得てうはうはらしい。

この結果を見ても完璧な計画を立てて、やろうとするのは順番が間違っていると思うのだ。

先にやってしまって、結果を見て変化させていき、うまくいく方向に軌道修正していく人じゃないと永遠に何もできないし始まらないのではないかと思う。

俺の会社員をやっている会社も、計画性にかなり疑問を感じるんだが、結果として22年くらい会社が続いている。

その場しのぎを22年間継続しているのだ。

ということはその場しのぎも続けられれば会社は成立する。

その場しのぎの高速回転で、凌がなければならない状況の手数に負けなければどうにかなるんだよな。

であれば、まずはやってしまう事だと思うのだ。

結果としてうまくいかなければ、うまくいかない方法を学んだと行動を変化させればいいし、うまくいったならそれを継続しながら他のもっとうまくいく方法を考えればいい。

そう考えると、まず完璧な計画あり機という発想は考え方の順番が違うんじゃないかと俺は思うのだ。

なので、トライアンドエラーが正解だと思うので、まずは新聞折込打ってみた。

この結果を踏まえて次回どうするか考えようと思っている。

駄目ならやはりフリーペーパー狙いだよな。

後はいつやるかだけれども。

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