座右の銘ではないけれども、年齢と経験によって好きな言葉と嫌いな言葉は変化する。
以前にも記載したが、俺は「時間潰し」や「暇つぶし」という言葉が嫌いだ。
時間は人類で生まれながらにして唯一平等で価値がある物で、且つ、自分の生命そのものを細かく細分化したものが時間になる。
その自分の命を構成する「一欠けら」を潰すという言葉に俺は物凄く抵抗がある
逆に最近、背景に気づいて好きになった言葉がある。
それが「やってみなければわからない」だ。
何を当然の事をと思うかもしれないが、背景を考えると意味が違ってくるのだよな。
これは実際に何かをやったことのある人の言葉なのだ。
やったことがある人が、やってみた結果、「やってみないと分からない」という結論に至った言葉だ。
俺が店のコースターを作ったときに、費用対効果も計算できないし、意味はないだろうと思ったけれども、「やりたいと思ったからやっちゃったんだよね」とモンスター営業に言ったときに次の言葉を言われた。
「でも、やってみなければわからないじゃないですか。」と
その通りなんだよな。
以前の俺もそうだったけれども、石橋を叩く人は永遠に石橋を渡れない。
正解を見つけてじゃないと動けないからだ。
正解と言う道ができないと、それ以外を認めない思考に縛られて、行動ができない。
こうなるとやってみたことがないため、「やってみないと分からない」というセリフは出てこないんだよな。
まあ、そんなことを運転中に考えさせられていた。
何気にたまに長距離運転の営業先訪問は嫌いじゃない。
ゆっくりと一人で思考する時間が取れるからで、この時のためにアップルでダウンロードした新しい曲を聴くのもいい。
運転をしなければならないので他にできることが考える事だけというシチュエーションがいいんだろうね。
で、遠方の院長先生と打ち合わせをしてきたのだが、この院長先生、やはりなかなかのやり手で百貨店の外商がついているらしい。
でいつも通り仕事の話は早々に終えて雑談をしてきたんだが、やはり結果を出している人の話は面白いんだよな。
先生も俺を面白がってくれてはいたので雑談が繋がるのだけれども。
本当にサラリーマンですか?とか言われたしな
でもって聞いた話なんだけれども、先生がオーストラリアに留学していたので、オーストラリア人の友人が毎年北海道のニセコに来るらしいのだが、今スキーで有名なニセコのラーメン一杯の価格が4000円らしい。
えっ?物価の安い北海道でなんで?と思うかもしれないが、冬にはニセコの雪質にハマったオーストラリア人がパウダースノーを求めてくるため、もうあちらの国価格に変わってしまっているのだ。
年々値上がりすることで、ニセコブランドも逆に増していくような状況らしい。
まあ、そうなんだよな
モンスター営業も含め、ありとあらゆる経営者が言っているが、価格はあげれば上げるほど良いのだよな。
結局それが客層や客質のフィルターになる。
でも勇気が必要だし、安くしていい事なんて何もないと分かっていても踏み出すには覚悟がいる。
そんなことを考えながらも、もう一つ先生に聞いた面白いと思った話があった。
それが銀座の寿司屋の見習い職人の話だ。
見習いなのでロクにシャリも握らせてもらえず、握ってもネタが崩れちゃうレベルの技術だったらしいのだが・・・・
現在ニューヨークの寿司屋でバイトしているその見習い寿司職人の月収はチップを含めて2000万円超えているとのこと。
てことは年収1億2千万円じゃんね。
ロクに寿司も握れない職人がニューヨークに行くだけで。
日本では全然足りていなくても、場所を変えれば大きく変わる。
本当に始皇帝の腹心、李斯の便所のネズミの話を思い出す。
人はどこにいるかで価値が変わるというやつだ。
便所に住むネズミも米蔵に住むネズミも能力差の無い同じネズミなのに、いる場所が違うだけで結果は大きく違う。
同じことが俺にも言えるのだけれどもね。
どの場所に変えればと思えなくもないが、場所を作る事は可能なはずだ。
それこそ価格のフィルターでとか思ってしまうけれども。
ただ、この院長先生と食の話で盛り上がったのだけれども、やはりお金持っている人っていい物食べているね。
食べ歩きの最低単価が2万円で会員制のところとかよく行っているみたいだし。
よく形から入れと言われていて、金持ちになりたければ金持ちの模倣をしろと言われている。
実際に美食もそうだし、金持ちがやっている行動と同じことをしていると、それこそ上記の場所の話と同じなのだよな。
金持ちとして振舞っていたら、必然的に金持ちが行く場所に行くようになるのだ。
そうすることで金持ちと接点ができる。
それを思わされたのが、先日テレビで伝説のNO1キャバ嬢「愛沢えみり」と伝説の極太客「まあたん」という方が出演していた番組だ。
ネットで検索すると割愛されているが、この「まあたん」の話が面白かった。
銀座や歌舞伎町の高級キャバクラに通っていると、やはりそういうところに来れる人との接点ができる。
結果的にビジネスが上手くいく情報を集めることができて、それでビジネスが成長したりするというのだ。
これも場所の話だ。
ということは美食をして食べ歩くのもやり続ければ意味が生まれるのだろうね。
前回記載したように、モンスター営業が大学院に行って優秀な人と会社作ったのも場所の話。
本当にどこに行くかと、どこに所属しているかは重要な話だよな。
ニューヨークの見習い寿司職人の話もそうだけれども。
同じくテレビ番組で見たのもなるほどなと思ったのが、日曜日の遅い時間にヒコロヒーのドーナツトークという番組がある。
ANAだか、JALだかのCAのトークだったんだけれども、これもなるほどねと思ったのだ。
1人のCAはエコノミークラスに乗る乗客にどう声をかけられてもオールスルーするらしいのだ。
一見、非常に高慢そうに聞こえるが、エコノミークラスと言う場所にいる人ほど、横柄だったりクレーマーだったり、怒ったりするらしい。
逆にビジネスクラスやファーストクラスにいるような人になればなるほどそうじゃなくなる。
これってさ、反転して考えると、エコノミークラスの人って乗務員に対して自分の事を対等以下だとうっすらと感じているからこそ、そうじゃないと証明したくて上からクレームを言ったり、ちょっとしたことで怒ったりして、自らナメられまいと行動しているんじゃないだろうか。
逆に、ファーストクラスやビジネスクラスの人と言うのは乗務員を自分より対等以上とは思っていないだろう。
ちょっと前に書いたけれども、無理になめられまいとしなくてもいいと思った話と似ているなと思ってしまった。
結局、小さなことで怒ったり、クレームを言ったり、人をなめたりするのは本質的に感じている自分の劣等感の表れなんだろうな。
だから、そんな振る舞いをすると、結果もそちらに近づいていく。
場所の話と同じように金持ちのように振舞うなら、小さなことで怒ったり、クレーム言ったり、人をなめたりしない事だよねとか思ってしまった。
さて、そんなわけで画像は銚子に行くはずだったのに、銚子の先生が千葉まで出てきてくれたので千葉駅の駅ビルにある鯛塩ラーメンと明太子と高菜の鯛汁茶漬け
まあ、美味しかったけれども特筆すべきことはない。
そしてもう一つはずっと行きたかった野毛のセンターグリルでランチ
今日は土曜日出勤分の代休
俺には監視カメラがついているので代休を出すとやたら会社の電話が鳴る。
ふつうに働いているときの3倍くらい毎回鳴るんだよな。
代休だろうが何だろうが平日には休ませねえよと言わんばかりに。
また、脱線してしまったが、センターグリルは美味しいらしいと聞いていたのとテレビでもよく放送されているらしいので、いつか行こうと思っていた。
でも行けるなら気づいた瞬間だよな。
そんなわけで滅多に来れないからと理由づけして、かなり激しくやってやった。
ナポリタンが有名なのでナポリタンを注文し、ハンバーグとエビフライのセットをライス無しで注文。
ライスの代わりをナポリタンにしてやった。
したらば、このナポリタンは粉チーズかかっているし、後味が変わって美味しい。
確かに有名になるだけある。
これはオムライスもトライしたいかもしれない。
ハンバーグの方は何も特筆すべきところはなく、これは近隣の洋食キムラの方が美味しい。
ハンバーグは違うな。
エビフライの方はかなり美味しかった。
タルタルが美味いんだろうね。
場所も野毛の都橋の近くだ、これはもう一度リピートしてオムライスとか他の料理もトライしたい。
ナポリタンを食べたくなったらこのセンターグリルが一番美味しいかもしれない。
こないだの大井町のハピネスのナポリタンもボリューミーで美味しいけれども、味だけならセンターグリルのナポリタン最強説を唱えたいかもしれない。
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