帳簿の語る真実とキャッシュフロー

経営
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こんにちわ、地下鉄吉野町駅最寄りのカラオケBARキャビーヌの中島です。

 

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こんにちわ。

地下鉄吉野町駅近くのカラオケスナック「ミュージックパブキャビーヌ」の中島です。

さて、株式投資とかをしたりするときに必ず目を通すべきなのが、貸借対照表と損益計算書とキャッシュフロー計算書と言われている。

個人的には特に重要なのがキャッシュフロー計算書で飲食店における帳簿はほぼこれのみだと思っている。

色々集客の施策と営業としての売り上げを伸ばす考え方などを駆使して、どうにか引き継いで営業を始めたばかりの時の絶望的な状況は脱することができた。

お客さんが週末はそれなりに来てくれる。

想定通りいけば、これを平日に分散し、平日でその日の経費をどうにか調達し、週末で利益を出して店舗営業の継続を可能にする戦略に近づいてきたんだが、やってみてわかったのが超重要なのが価格設定だ。

一人のスタッフが接客できる人数は限られているため、安くてたくさんお客さんが来れば大丈夫は間違っているんだなとやってみて気づかされた。

サービスの質が低下すれば、安くてもつまらないから人が来なくなる。

ホストクラブやキャバクラが高くても人が来るのは楽しいからだ。

楽しさと価格のバランスが保たれていれば価格は高い方が良いに決まっている。

その分、質を高めることができるからだ。

ひとまずは様子見と父の始めた価格設定でやってはみたものの、どうやっても行き止まりにつく無茶な価格設定だなと再認識させられた。

結構集客とリピーターは作れてきたけれども、見た目黒字でも結果赤字を未だに抜け出せない。

俺は会社員の営業としてはプロであっても、経営者とか飲食店従事者としてはまるでプロじゃない。

だからこそ試行錯誤をしながら何が正解かを手繰り寄せなければならないのだが、メンター(師匠)を探すのが一番早いとされているが俺の現状と同じ状況下の師匠そのものがそもそもいないので、結果的にいつか誰がか犯した同じ過ちを俺も繰り返さなければならないのだろうなと思わされる。

なので7月1日から価格改定を行い、実質値上げをするんだが、果たしてそれで黒字化が可能かなんだよな。

お客さんの数が変わらなければ黒字化できると思うけれども、減るようだとちょっと厳しい。

だが、このくらいの価格差で来なくなるようなお客さんだと永続的な売り上げを望むのは難しい。

飲食店は参入障壁が低いため、開業率と廃業率が半端ない。

そして見えない出費の多さと、不確かすぎる売り上げ予定がさらに追い討ちをかけてくる

家賃もそうだけれども、通常の固定費の他にお客さんへのお返しや、町内会費、そして売り上げが立ちすぎると利益が出ていないのに消費税、食品組合、NHK、保険、ジャスラック、人件費、修繕費、トイレットペーパー、カラオケの消毒液、ティッシュ、石鹸、ペーパータオル、ゴミ袋などの雑費

想定外の支出はかなりある。

客の回転率が低いシステムである以上、最初から何人来れば経費を賄えるという部分の余力を多めにしておかないと普通に一見黒字でも翌月末の支払いと合わせると実質赤字なんてことがざらだ。

多分、値上げにより近隣の店よりも高い店になるが、それでもお店はスタッフの属人性、能力に依存しており、それが高ければ多少価格が高くたって人は来る。

安くてつまらない店に2回行くよりも高くて面白い店に1回行った方が普通は良い。

そもそもお金と時間を使ってつまらない店に行く人いないよな。

従来スナックという業態は最も潰れにくい業態だ。

利益率が高く、地域に根付いているためロイヤルティーの高い常連客を掴みがちだし、住居と兼が多いのでランニングコストが小さくなりがち。

参集障壁が高い飲食店の中でも最も難易度が低いとされている。

にもかかわらず、黒字化になかなかならないのだ。

飲食店という業態がいかに難しいかを結果に示されている気がする。

今回、新聞折込チラシをやってみて分かったけれども、もう新聞の発行部数が少なすぎて、予定数分が新聞に入る事がないのだよな。

だからこそラクスルで新聞折込にしてちらしを撒いたものの、部数が余り過ぎてラクスルが誠実性を出したのかフリーペーパーとして投函してくれたようなのだ。

普通なら捨てられているところをフリーで入れてくれたのなら報告はないけど、誠実だなとは思わされる。

ただこれはやってみて分かったけれども、こうなっちゃうと新聞折込は新聞を取っている層が少なすぎるためほぼ意味がないとされてしまう。

逆にその一つを取ってチラシが意味がないという情報が出回るようになり、誰もチラシを打たなくなる。

そうなるとチラシに希少性が生まれるのでフリーのチラシが結構意味を持ち始めると思ったのだ。

実際に自宅に入るチラシはチェーン店の物ばかり。

個人店のチラシなんか自宅のポストの中で見た事がない。

希少性がある分、何度か撒いているうちに認知度もあがるだろうし、口コミも期待できるようになると思うのだ。

やはり、何でも自分でやってみないと分からないようにできているんだよな、この世のシステムは。

にしても帳簿のキャッシュフローが増えていかないところを見ると、まあ赤字なんだろうな。

営業日数の問題ではなく、利益率の問題にしか見えない。

ノウハウがない分、少しづつ改善していきたい。

安ければいいってもんじゃないとは改めて思わされる。

高くても来たいと思える店にしなければ、継続は難しいのだろうな。

まあ、価格改定の7月以降が正念場

空きの振舞の時間帯にワンオペで昼カラをやってここでも利益が出るようになればかなり楽になるけれども。

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